前回の卓上フライス盤FM110Eの改造紹介 その1の続きです
・デジタルノギス
・ベルト駆動 ベアリング交換
・コラム(背骨)補強
と一通り皆さんが通る道wを終え
切断油が必要な時もハケと左に写っている
白い液体の入った水差しのような物を使い
不満なく切子生活を送っていましたw
が!!
真鍮やアルミの時は 余り問題ないのですが
鉄の時は細かい切子が飛んで手に刺さり
無視しようとしてもチクチクジンジンと気になって作業がはかどりません!!
この為に 虫眼鏡と刺抜き2種類と無駄な出費w
たまにアルミや真鍮でもチクチク痛いです・・・
それに段々ハケ塗りや水差しが面倒になってきました・・・
ほんとにコレばっかりですね 私w
テレビの映像等で工場等を見ると
こういう機械を使っている時って物凄く大量に切断油をブシャ~と
掛け続けてゴリゴリ削っているのを思い出しました
実際に同じ様に卓上機を使っている方で
切断油を入れた容器を機械にセットして
重力式の切断油掛け装置
を自作されている人もちらほら
そこで切断油掛け装置もパクリ・・・
いや参考にさせてもらおうと思いました
材料をそろえようと物色している時にふと思った事
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落下式の場合そんなに大量とまで行かなくても切断油の処理ってどうするの?
ポタポタ程度に調整すれば気にしなくても大丈夫かもしれませんが
どうせならもっとブシャ~とまで行かなくてもピャ~程度wは掛けたい!!と言う事で
切断油の自動循環システムに決定です
(名前だけは大そうな名前w)
そこで問題点が2つ
・ピャ~と出た切断油の処理
・ピャ~と出すためのポンプ
になります
智恵熱が出るほど考えた結果出た答えがコレでした
まずは切断油の処理
左上に見えるピンクのホース
コレはテーブルに穴を空け
タップをたてて有ります
そこに旋盤で作った真鍮のホースジョイントで
テーブルに溜まった切断油を処理
右下に見える丸い穴の空いた物体w
受け皿(ただのBBQ鉄板w)に溜まった
切断油の処理穴
コレも真鍮でホースジョイントにしてあります
切断油の処理で2本もホースを用意したのはテーブルも隙間がありポタポタ漏れます
受け皿だけだとテーブルに有る程度溜まってから下に落ちるので
タプタプになってるテーブルが何かイヤw
との理由で2本にして有ります
それぞれのホースは棚の下に用意した容器に戻る様にして有ります
こんな感じですね
落下式ならただ貯めるだけですが
自動循環システム!!ですので
考え抜いた結果選んだ方法は
このタンク(ただの余り容器)に
熱帯魚用の水中ポンプwです
思いついた時もそんなので大丈夫かよ・・・
と思いましたが買っても数百円w
しかも回しっぱなしで数年壊れる事もない物
切断油と言っても同じ液体だし
大丈夫でしょう!!
切子を取り除くフィルターなんて上等な物は
上の写真を見ても分かるように付いてません
ですのでモーター自体を余り物のステンメッシュ極細で包んでタイラップで固定してます
半年以上このモーターちゃん切断油漬け状態ですが今のところ全く問題ないので
壊れたらまた交換で行こうと思います
このポンプで吸い上げられた切断油は
こんな感じで実に見事に
ピャ~と出続けてくれます
もっと大量にそして霧吹き状にしたい!!
何て人はいないでしょうけどw
もししたいならもっと強力なポンプを使えば
出来るんじゃないでしょうかね?
ピャ~と掛け続ける事が出来るようになり
今までよりサクサク削れる!!なんて事は全くありませんw
すでに使っている人なら分かると思いますが
チョットハードに多めに切り込んでる時など
切断油が蒸発して煙が出る事が有ると思います
そんな時にピャ~と掛け続けることが出来るので
刃物の寿命には効果が有ると思います
と実際使っている右のエーハイム製です
ニッソーでも問題なく使えると思いますが何となくこの手の商品はエーハイムが好きなのでニッソーは止めましたw
水中ポンプを使うようになり今まで簡単に飛び散っていた憎いチクチク達の飛び散り具合も
嬉しい事に激減し快適なフライス切子生活を送れる様になりました
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